2012年1月8日 太田薬師 箱ヶ森中腹



家からロードを10kmほど走って登山口へ。
400mの山でも大苦戦。道はわかったものの、ほとんど最近の踏跡がなく、新雪のなかを進む。
さらに道にまよって、なんとか箱ヶ森に続く猪去(いさり)林道に出る。
トレースがなければ、すぐ撤退しようと思ったが、スノーシューのトレースがあったのでいけるところまで行こうということで、700mくらいまで標高を上げるが、ツボ足では限界。ひざ上まで雪に埋もれる。新雪パウダーなので、下りは埋まる埋まる。
疲れきって下山して、さらにロードを走って帰宅。
スノーシューがほしい。

8月27日 八幡平頂上LSDで敗退

天気予報より、天気の回復が少し早かったみたいで、金曜日くらいから空に青さが戻ってきたので、土曜日は家から八幡平頂上へのLSDに挑戦した。前日の地図下見で、大体距離は40kmくらい。ちょっと近いような気もしないでもないが、そんなものかな?そうすると帰りのバスの時間も考えるとまあ、朝の8時過ぎに出発しても、15時のバスには間にあうだろうってな、計算で考えて、そのとおり8時過ぎに出発した。
「分かれ」の松

国道を北上、残暑で日差しが結構キツイ。まあ時間はあるから大丈夫だろうと思い、写真など取りながら余裕を持って進んでいたのだが…。2時間ほど走って出てきた標識が、八幡平頂上まで、あと40km。
ん〜、これは…昨日の計算とは大違い。地図を確認したら、縮尺を間違えて見ていたことに気づく。あと40kmだと、時間的に行けるかどうかぎりぎりだなあ。とりあえずはいけるところまで行ってみよう。
八幡平市に入ると斜面に「にしね」と書いてある。ややこしい。

しかし、足の調子もそんなに良くないし、暑いし、全体的にずっと登りだし…つらい。途中の自販機で2度、水分補給したものの暑い…。
本格的な登り道路「アスピーテライン」入り口まで40kmを4時間。
さて頂上までかなりの登り20kmをここから2時間で行ければ、バスに間に合うが、すでに疲労困憊。とりあえず、途中の御在所まではがんばろうと思うが足は進まず、歩きがほとんど。
岩手山も近いよ

きついけど、標高が上がれば、景色も良くなって、気分も爽快。しかし足は終わってます。
御在所のトイレとバス停と自販機のあるところで今日は終了。
きれいに管理されたトイレで着替えて、自販機でコーラを飲んで、バスが来るまでしばし、のんびりする。
きつかったけどいい鍛錬でした。今度はちゃんと頂上までいかないと…。

北ア縦走2011年8月18日-20日

盛岡に帰ってきて、最初の話題が北アです。

◆8月17日
仙台までバス、さらに仙台から富山までバス。毎度、バスでほとんど眠れない。

◆8月18日
富山でトモさんと合流して、またバスで折立に向かう。8時過ぎに折立到着。バスの途中で少し雨が降ったりしていたが、折立は曇。登山届は太郎平に出すように書かれていた。水、トイレ、自販機あり。登山客は、上りも下りも多数。道を譲ってもらったりが何度もあって、歩きながらペースが少し上がった。2000mを超える辺りから、すでに太郎平の雰囲気、なだらかな山と整備された道を淡々と進む。雲が多いが、時たま日がさすことも…。下界の展望が少し良かったが、向かう先は雲の中…。

太郎平小屋でジュース休憩と登山届提出。トモさんが小屋の方に来年のTJARの挨拶。自分はまだどうするかは決めてない。少し休憩後、薬師沢、雲ノ平方面へ。ここから人が少し少なくなる。途中道の整備をしていたのだが、重機(小型シャベル車)がある。どうやって運んだのかって、ヘリで降ろすしかないんだろうけど、ずいぶん金がかかってるなあ。

薬師沢小屋にはお昼に到着。黒部川の源流近く。薬師沢との合流点に小屋があって黒部川に吊り橋がかかっている。こんなところに小屋があるのがすごい。中からはかわいい女の子が出てきてちょっと、うれしいビックリ。明日の天気を聞くが雨らしい。ラーメンがあるというので注文。しばらく小屋の前のロッジで休憩。ここでは日差しも出ていて山を満喫する。しばらくしてラーメンを持ってきたのは、インド系の若者。これにはもっとビックリ。カレーとかメニューにはないのかな。

薬師沢からは雲ノ平へ登り返しの急登。このきつい坂を超えると、アラスカ庭園へ。ここからは雲ノ平までは、ずっと木道の湿原が続く。アラスカのほか、ギリシアとかアルプスとか、名前がついててなんか不思議。雲ノ平には2時過ぎに到着。

今回はゆっくりの行程なので、走ることもなく、昼過ぎには目的地に到着する日程。目標時間より早めに到着して、のんびりする。キャンプ場に移動してストックシェルターを建てる。近くに小さい沢の流れがあって、キャンプしている人に「そこは昨日雨で水没したよ」と忠告される。まだ雨は降ってないが、今夜も降るんだろうか、しかし沢はいたるところに流れていて、避ける場所はほとんどないような…。覚悟を決めて、シェルターを張る。下は石だらけだが、今回はマットも持ってきたのでよかった(枕も持ってきた)。バス移動でほとんど眠れなかったので、横になったら、すぐに眠ってしまった。1時間ほどして起きてもまだ日が高い。日もさしてきたりして、天気予報もハズレかなと思ったのは、日が暮れるまでだった。夜になると予報通り、雨が降り始める。最初は小雨だったが、だんだん雨が強くなり、風も吹いてくる。外の沢の音がお大きくなってきて不安になる。さらに結露で、シェルターの中もずいぶん水がたまってきている。こうなると、もう眠るどころでなく、外の状況を時たま確認しつつ、中の水の掻き出しに追われる。山の雨はきついなあ。ただ横になっていたので、疲労がたまったりすることがなかったのは幸いだった。雨は出発時間の5時になっても止まず、えいやで外に出て、撤収作業を行う。

8:30折立−10:25 太郎平−11:55−薬師沢小屋−14:15雲ノ平

◆8月19日-20日
祖父岳山頂に行くと、学生が大勢で出発準備中。どうもここに幕営していたらしい。水晶小屋では、小屋の夫婦の子供だろうか、2歳くらいの子供が中で遊んでいて、またびっくり。父親が背負って連れてきたんだろうな。
水晶小屋あたりでまた雨が一段と強くなり、小屋に荷物を置かせてもらって、頂上へと向かう。進んでいると、方向感覚がなくなってしまい、山を螺旋状に上がっているような気がして、思わずトモさんに、「さっきもここ通ったよね」と聞いてしまう。そんなことはなくてしっかり進んでいたのだが、やはり悪天候やら、寝不足で判断が少し鈍っていたようだ。小屋から頂上までの往復で40分程度。雨が止まず、小屋で休憩しながら、今後の行程を相談する。とりあえず今日は双六、槍までいかないとどうしようもないので先へと進む。鷲羽岳あたりでやっと雨が上がり、少し気分が楽になる。
三俣小屋からは巻き道を使って双六小屋へ。食事をしながら、ぬれたシェルターやらシートやらを脇で乾かす。これでなんとか今夜も最初は快適に眠れそうだ。
ここから槍までは、何度も通った道。行程も楽なので、なんとなく余裕を持って進む。しかしいつ通っても、槍への登りはきつい。

予定では槍のテント場で宿泊予定、翌日穂高方面だったが、キャンプ場の場所を確認して、ここで風雨を受けたらキツイということで、殺生ヒュッテまで速攻下山。穂高はまた次の機会となる。
ヒュッテまで数百メートル降りただけだが、尾根上とは全く温度が違うので、少し安心する。この日も夕方までの時間があったので、その間少し眠る。夜はやはり雨。槍の肩よりは温かいと言っても風も冷たく、少し寒かった。この日も結露に悩まされながら夜は過ごす。そして早朝は、やはり雨が続く。またまた気合で撤収作業をして、トモさんと相談して、上高地へ下山することに。
これまた、何度もきた下山道をひたすら下って、今回の山旅は終了。
上高地のいつものお風呂に入って、帰り用の服に着替える。半袖、半ズボンだが、この日は気温が低く、そんな格好をしているのは、二人だけだった。
雨続きのビバークできつい部分もあったが、それはそれで経験できてよかった。トモさんとも色々情報交換できて、楽しかった。
やっぱりアルプスはいいと思ってしまった。また来年のお楽しみとなりそうだ。

19日 5:00雲ノ平−7:00水晶岳−8:45鷲羽岳−9:15三俣小屋−11:00双六小屋−14:20槍ヶ岳山荘−14:45殺生ヒュッテ

20日 4:00殺生ヒュッテ−8:20上高地

6月12日 武甲山トレイルレース

去年もエントリーしていたが、参加できなかった武甲山トレイルランに初参加。当日は曇で、気温は高いが日差しはないので、割合走りやすい天候だった。
先週八ヶ岳も走ったので、あまり無理をしないよう走ることにする。というか先週終わった後、休養と称して食べ過ぎ、飲み過ぎの1週間を過ごしてしまった。
このコースは前半走れると思って飛ばすと、後半厳しくなるので、心拍が上がりすぎない程度に進む。武甲山の上りは久々に会ったリキさんの後ろについていく。大持山までは、足元に注意。そこからはイージーな下りが続くので、スピードを出してみた。ロードに出てからはさすがに疲れてきたが、なんとかゴールまで走り通して、無事完走。体調整えて、体重も少し減らせば、あと少しはタイムも速くなるかも。
エイドは基本的に使わず、自分の背負った水で対応。ただシラジクボでポカリを1杯、延命水では延命水2杯いただいた。
久々に下りで飛ばしたので、結構筋肉痛きてます。

2011年6月4日tour de yatsugatake(八ヶ岳)に参加

去年に引き続き、akihage企画TDY(tour de yatsugatake)に参加した。
前日夜からakihageさん宅に泊めてもらい、コースで迷うそうなところを確認。早朝出発。参加は10名余り。今年は160km以上走るロングの部、去年と同じコースのミドルの部、それより短いショートの部(それでも100km以上)と3種目となる。
天気は梅雨時にもかかわらず快晴で、絶好のラン日和。気持ちよくスタートする。
【コース概要↓】
http://d.hatena.ne.jp/tourdeyatugatake/
前半、飯盛山を過ぎたあとは、野辺山ウルトラでもおなじみの林道を通り、稲子湯からさらに八ヶ岳ヒュッテの脇を通る林道を通って、麦草峠エイドへ。ここで50km弱、6時間。シューズのサイズが合わず、爪が痛かったのでシューズ交換。シューズのせいでここまでが一番辛かった。
エイドでは、カップラーメンをいただき、30分近く休憩する。
ここからは今年新設の北部コースへ突入。
山道も八ヶ岳っぽくなって、雰囲気は最高。途中でランナーの方に雨池周遊の道が水没しているので、林道を通ったほうがよいと言われるがとりあえず、雨池まで行ってみると、池周りの道が水位上昇で完全に池になっている。
最初はシューズ水没レベルだったが、途中からは泳ぎたいレベル。これが続くと時間がかかるなと思い、林道に引き返して進むことにする。後で聞くとAkihageさんとまさみさんは、腰まで浸かりながら、そのまま突破したとのこと。男だね〜。まさみさんは女性ですが…。自分も引き返すなら、シューズ濡らす前に引き返せって思ったものの、山の風と気持ちいい天気で、シューズはすぐに乾いていた。
その後の素晴らしい景色が続く林道、ロードを走る。全く意味をなしてない落石フェンス(岩がフェンスをガンガン壊して、道に落ちている)地帯が怖かった。大河原峠からの下りロードも最高に気持ちがよい。いいコース見つけるねakihageさん。
その後はスキー場のゲレンデを下り、女神湖の商店街を通って、分水嶺トレイルへ。ここで地図と下見情報(コピーを持っていった)の違いから混乱してしまい、30分以上ロスト。ロングを回った人は皆いろいろなところでロストしていたようだが、個人のイベントなのでakihageさんの性格を考えながら、道を推定していくのもおもしろい。
分水嶺トレイルを下り切ると今度は上り。大門峠まで登って、さらに車山までも上り。夕方なんとか日没前に白樺湖を見ることができた。しかし車山山頂は風が強く寒かった。Akihageさんから次のエイドの時間を延長してもらうと連絡が入り、安心してレースを続ける。
白樺湖のローソンに着いたときには20時くらい。一応完走目指して、ゆっくり気を付けて走っていたので、ダメージは少ない。ここから、また八子が峰への上りとなる。夜間の山走行は久々だ。まだまだ先が長いと思い、下りでもあまり走らずに進んだ。しかし北部のコースが前半の難易度から見ると、いきなり高くなっているような…。
八子が峰を降りて、今度はまたエイドのある自然学校まで、ダブルトラックのゆるい道をひたすら上る。さすがに走る元気がない。このペースだと完走するには、明日の午後までかかりそうで、完走が厳しくなる。歩いているせいか、なかなか到着しない。高度を見ながら、もうちょっとかなと思っていると、akihageさんから電話。鹿の湯エイドが終了したので、次の自然学校で打ち切りの連絡が入る。ちょっと安心したようながっかりしたような…。
やっと着いたエイドでは、yahushigeさんほか、ロングを走った人たちが集合して、ロングでは最後の走者になっていた。お待たせした上に連絡が取れず、皆心配していたようで恐縮する。
結局距離は100km弱でここまで17時間かかった。とっくに到着していたsmall islandさんにカップラーメンの用意をしていただき、おなじみyahushigeさんのコーヒーも飲んで生き返る。
宿までは、久々にお会いした地元S村さんの車に乗せてもらい、快適なアフターを提供していただく。
宿で少し休憩後は、ミドル、ショートの完走の方の出迎えをしてイベントも無事終了。TDY初の完走者はミドルのた☆てーのさんだった。おめでとう。
いやはやしかし、今年もタフなイベントだった。
このロングのコースを完走するには、私の走力だと32時間位の余裕がほしいと思う。個人的なイベントでそんな長時間のサポートは難しいので、ノーサポートで装備を背負って、丸2日というのもアリかもしれない。
Akihageさん、相変わらずのチャレンジングな設定をありがとうございます。体調もレース中はよかったようで何よりです。コース最高でした。コース設定や制限時間などは今後の課題となりそうですね。コースも地図を渡すだけでなく、ま良いそうなところは文字での説明を加えておいたほうがよいかも。今回はHPの説明にかなり助けられたところがあった。
naokopさん、yahushigeさん、こちゃさん、S村さん、更にお会いはしていないCエイドのYさん、サポートを心から感謝致します。長時間に渡ってありがとうございます。
参加者したクレイジーな皆さん、おつかれさまでした。またお会いしましょう。
そういえば、今回BROOKSのtrance10というLSD用のロードシューズを使用したが、トレイルでも疲労が少なく、良い感じで走れた。200km以上走るようなレースで使ってみたいと思わせるシューズだった。そんな大会ほとんどないですが…。

5月22日 東京蕎麦ロゲ by こし庵

あー、最近体がだるい。走ってもすぐ疲れる。アキレス腱が痛い。これは年か、はたまた某放射線の影響か。
これは、ゆるゆるな大会にでも参加して気分転換するかということで、またまたこし庵発、ロゲに参加。
今回は中止になったUTMFにちなんで、ポイントは富士に関係あるところばかり。
当日は午後から雨ということで、午前7時過ぎには現地到着。まだスタッフしかいなかった。
そんなわけで、地図の袋詰めとか手伝って、なんとなくスタッフ的な感じを醸し出しながら準備して、8時過ぎにはスタート。
今日は練習の意味もあるので、交通機関は使わずに足だけを使うこと、これまであまり行ってなかった東京南方面を回ることにしてポイントに向かう。しかし、朝からやたら暑い(どうも昼には今年初の真夏日になったらしい)。朝から汗だらだら流しながら都内を走る。近場の雑魚ポイントをとりながら、最高ポイント120点のお台場のフジテレビに向かうが、海岸だけに日陰が少ない、風が強く走りにくい。さらに暑いけど水飲むをけちってたら、早速頭痛。走って1時間あまりでいきなり軽い熱射病症状になる。
ペースダウンしながらフジテレビのポイントを取り、レインボーブリッジを初体験。さすがに高いなあ。ちょっとした上り鍛錬にもなる。この橋の真ん中もポイントにしてほしい。その後もたらたら進むが、さすがに何度か自販機休憩を取って水分補給。南半分の地図は全部取りきるぞと思っていたものの、それもできそうもなくなると、ますますペースダウンして、電車に乗りたくなるが、じっと我慢。天気だけはお昼を過ぎて黒い雲がどんどん出てきて、気温も少し下がってきたようだ。
最後は渋谷駅を抜けてこし庵に向かうが、途中でどうも時間が間に合いそうもないことがわかる。電車に乗るべきか、はたまた今日は走るか…。少し迷ったものの走ることに決定。遅刻確定のモチベーション低下に陥りながら、皇居を回って神田方面へ。こし庵まであと数百メートルですでに10分遅れ。ここで雨が急にざんざん降ってきたので、コンビニで傘を買ってから、ゴール。見事に10分以上遅れで減点700点…。走った点数がすべてが吹き飛ばされた。
ゴール後は、銭湯で汗を流して、またまた隠れスタッフに変身。アフターのこし庵宴会場では厨房で捩り鉢巻をして、ビール注入&洗い場スタッフ。
ビールは2杯目から500円で、皆からは厳しく徴収し、自分はずっと勝手に飲んでました。ごめんなさいアゴヒゲさん。
つまみもスタッフが用意したものと参加の皆さんの差し入れで、ものすごい量があったが、宴会後半からは洗い物で忙しくなり、宴会が終わった頃にはすっかり腹が減り、小虫隊長に「腹が減った、何か食べたい」と要請。スタッフのみんなでラーメンを食べに行った。
とりあえず、この日は40km以上は走ったはずなので、まあ、よしとしよう。ビールもちょっと飲みすぎたな。
こんな調子で、akihageさんのツールド八ヶ岳みたいな〇チガイ企画に出れるかな…。心配になってきた。