6月26日27日TJAR選考会

今年は選考会に40名ですか。すごいことになってますねえ。
寒いのは嫌なので、装備はかなりしっかり持って準備。荷物が重い。
おかげで走行中やビバークで寒いことはなかった。食料も十分だったが、食欲はイマイチで、山岳区間は常にガス欠気味だった。これは当日以前のカーボローディングにも問題ありかも。もしくはもって行く食料の工夫も必要か。前の本戦後もそんなことを考えていたような…。

【1日目】
菅の台→市野瀬→仙丈岳→両俣小屋(ビバーク

・足が軽かったので、ロード区間はとりあえず適度な感じで走る。市野瀬に着いたとき、まだトップ集団が休憩していたので、ちょっと速すぎか。
・孝行猿のあたりでちょっとロスト(ここでなぜ?)。
・地蔵尾根の右傾斜続きで、シューズのインナーがネジ曲がってしまった。下りでは前にずれるし、最後の林道以外はずっと走りづらかった。インナーソールも考えなくては。まさかのアクシデント。
・ラインOLのポイントを見落としていないか、結構気になった。
仙丈岳頂上手前で、スタッフの須田さんチェック。須田さんはそこでビバークして、翌日は小仙丈手前でまたチェック担当。雪渓上でのビバーク、お疲れ様でした。選手よりかっこいいですなあ。
・稜線上は風もそこそこ強く、メガネに水滴がついて良く見えず。岩場はメガネを外して進む。メガネのワイパーほしい。
・大仙丈ヶ岳からの下りはいつも方向を確認してしまう。尾根を降りてしまう感覚に襲われるから。
・このあたりからすぐ腹が減る。1時間ごとに食べ物を取らないと足が進まなくなる感じ。カーボローディング不足。
野呂川越の手前でakihageさんに追いつかれ、小屋まで二人でゆっくり進んだ。
・ツェルトは結露がひどい。カッパとシュラフカバーで寝ているので、体はぬれないものの、装備等はほとんどぬれたため、翌日のリュックはかなり重くなってしまった。リュックカバーも検討の余地あり。


【2日目】
両俣小屋→仙丈岳→北沢峠→仙流荘
・3時に集合して、このまま下るか、選考会を続行するかの意思確認の後、スタート。天候的には下りたいが、ここはやるしかないか。天候も台風が来るわけでなく、あくまで梅雨空、天候は昨日と同様と考えられ、危険度は少ないはず。
・雨も強くはならず、稜線での風もそこそこ強いものの吹き飛ばされるほどではなく、なによりガスってないため、道の確認も容易で、進むのに特に支障はなかった。相変わらずメガネが見えないだけ。
・さすがに足に少し疲労あり。ガス欠は昨日から同様。
・北沢峠でチャンポンさんとカップラーメン補給。やっと生き返る。
・あとは下り20kmロード。荷物の重さとウエストの留め具で、ヘソと背中の皮が剥けてしまい痛かった。
・ゴール後はすぐに筆記試験。
・やっと終了後、風呂で一息。食堂でビールとご飯。
・ゴールした人たちとひと休みして、やっと落ち着いた。

しかし、下界はやたら蒸し暑かった。上は涼しいを通り越してるし…。

まずはこの選考会の結果待ち。予定行動をまったく無視して走ってるし、大丈夫か?
ダメだったら、一人でトランス南アルプスやりたい。略してTSAR(トランス・サウス・アルプス・ランニング)

【使ったものMEMO】
・シューズ:パタゴニア・リリース…ハイキングシューズとトレランシューズの中間のような丈夫な靴。岩場でのグリップはいまいちだが、とにかく丈夫。アルプスでも安心感。ただサイドのメッシュが荒くて、水が侵入しやすく気になった。上で書いたようにインナーソールの問題も出た。これは自分でインナーソールを換えていたため。
・パンツ:半ズボンになる撥水性のロングパンツを使用。暑くなったらショートパンツ。山の上ではロングパンツ。これは便利だ。
・アウターシャツ:ついに家近くスーパーの980円シャツに。しかし問題なし。本番でも投入するか?

ちなみにパタゴニア・リリースは日本販売価格がやたら高いので、アメリカの通販サイトから送ってもらったほうが送料込みでも安いです。
さらにシューズ購入の不満を言うと、今回シューズの候補としてスポルティバのワイルド・キャットを考えたが、日本ではハーフサイズがなく(26の次が27で26.5がない、アメリカではもちろんある)、見送った。スポルティバも海外通販だとサイズもあるし、安いので、お店でサイズ合わせだけするのがよいかも。日本の代理店の姿勢がよくわかりますな。