2007年日本山岳耐久レース 2007.10.21

今年で、大会本部がちゃんと確認してくれれば、アドベンチャー・グリーンになるはず。
でもレース中にhiroさんと話していたら、hiroさんは去年でAGだったはずなのになっておらず、申請してもだめだったとか。ちゃんとAGになれるか。

今年のレースへの準備は、平日に10Kくらいのjog(週2くらい)とあとは、ブログに書き込んだだけの山練習。どう考えても、記録狙いは無理。とりあえず完走でいけるとこまでいってみようという感じでスタートする。一応、団体で「奥武蔵道場」に入ってるので、あんまり遅く走るわけにはいかない。

スタート前は、例年通り、胃袋に食べ物を流し込む。このとき食べたパーフェクトプラスの栄養ドリンク味。これはすごい! チーズケーキ味は結構おいしいのですが、こちらはこんなまずいのがあるのかってくらいまずかった。だいたいケーキなのに苦いところがすごいです。BCAAとカフェイン入りだ!

スタートしてからは、適当な位置(多分200番くらい)で走る。第1関門までは抑えていくはずだったが、流れの中で走ってしまい、去年より速いタイムで浅間峠へ到着。毎年レベルの上がり方が半端じゃない。
ハリマネさんやrikaさんの応援を受けるが、足に余裕なし。ここで後半はつぶれるとほぼ確信。
◆第1CP 3時間12分38秒

笹尾根あたりで、すでに足がつっていて走るのがつらい。とにかく我慢してれば、少しはおさまるかと思うが、まったくだめ。結局ゴールまで、太もも、すねと足がつったまま走り続けた。三頭山の上りでついに大幅ペースダウン。ハリ天狗さんが途中で追いついて、前に出てくれた。十数分だけど話しながら登ったせいか、その間は結構楽に登れた。今回はガスがかかっていて、ライトを付けてもちょっと見にくかったかも。その後下りでまた独りになり、一気にペースダウンすることはなかったが、徐々にペースが落ちてきているのが、自分でもわかった。なんとか第二関門到着。足はもう終わってます。タイムはもっと落ちるかと思ったが、少し踏みとどまった感じ。もう我慢大会ですな。
◆第2関門 6時間28分49秒

水を1リットルもらい、500MLはその場で飲んで、すぐ出発。御前を超え、大ダワまで下ったところで、トイレ休憩。さらにストレッチのため、しゃがんでエネルギー補給もしていたら、疲れて走る気力がなくなりそうになる。その後はたらたら走りになってしまった。タイムにもはっきり出てます。全然走れてない。第3関門では女将さんの応援を受ける。すっかりスタッフに同化してた女将さんのハイタッチで気合が少し戻る。タイムを確認して、11時間切りならなんとか行けそうと確認する。
◆第3関門 9時間20分15秒

日の出山頂上で、休憩して最後の下りへ。下り始めてすぐ追い越していった人が、いいペースだったので、その人についていくことにするが、それが最後の魔物でした。
その選手が、夏の試走でも間違えたつるつる温泉方面への下りへ間違えて降りていき、後ろで道をよく確認しなかった自分もそちらについていく。林道に出て、つるつる温泉の看板が…。「夏の試走と同じ間違いだ…(しばし絶句)」。コースアウトしていることを前の選手に伝え、間違えたところまで戻る。戻ってるときに、そういえばこんな道だったよなあと思い出すが、後の祭り。10分以上は確実にタイムロス。コースに戻ってなんとかがんばるも10時間台ならず。ちょっと不完全燃焼で終えた10回目の完走でした。コースアウトした後、最後は少しがんばったかも。
◆ゴール 11時間3分12秒

まずは、12年かかって10回目の完走ということで、一区切りついた感じ。今年でもう参加はやめようと思っていたが、記録とか、今回の失敗とか、考えるともうちょっとがんばってみようかなと、今は思っています。

しかし今年は全然練習してないのに、この記録は自分でも驚き。でも足のスタミナ不足は隠しようがなかった。まあ、足がよくもってくれたものです。

今年ちゃんと走ったレースでは、はじめて怪我もなくゴール。よかった〜。

最後までモチベーションが上がらなかった年だった。最後も無難にまとめて終わった感じ。逆に少し練習へのやる気が出てきたかも。

今回は、走ってる途中もいろいろな人に会えて楽しかった。