酉谷小屋が使用禁止

 先週末は、一応ハセツネの練習で、奥多摩に行ってきました。が、本コースは人も多くあまり行きたくなかったので、奥多摩から、石尾根を通って、雲取へ行き、長沢背稜を通って、さわらびの湯へと下りるコースを設定。時間がかかるので、前の晩から奥多摩入りしました。
このコース、実は先週もトライしたのですが、そのときは午前1時スタートで雨が強くなってきて、視界不良、コースを何度も間違えるなど、コースも走れる状態ではなく、歩いていました。さらに朝方には、カッパをきていても寒さがひどく(11月下旬の気温とか)、鷹ノ巣山の非難小屋で休憩した後、奥多摩湖方面に下山しました。山を甘く見るとこういう目にあってしまいます。
 今週は、なんとかリベンジを果たすべく金曜日の夜に奥多摩駅について、少し仮眠、朝の5時からスタートしました。
今回は天気もよく、鷹ノ巣山山頂では、富士山が大きく映し出されて、最高の気分となりました。前回は道を何度も間違えたせいもありますが、4時間かかって、やっと鷹ノ巣非難小屋に着いたのに、今回は、4時間後には雲取山頂に到着していました。
 まずまずのペースで来たことから、少し心にも余裕が出てきて、これまで山頂に行ったことのない酉谷山なども通る余裕を見せました。山頂到着後、すぐ下の非難小屋に降りると、なにやら工事中で小屋が使えません。作業している人に聞いてみると、土台がこの前の台風で流されてしまったらしく、今日はシートを掛けにきたのだとか。今日、調査をして、それからどうするかを決めて、工事の発注をするということで、今年はもう使えないだろうということでした。冬には工事はできませんから、結局使えるようになるのは、来年の春以降になりますね。さらに酉谷から下る林道の橋も壊れて、通行不能。先月の台風のダメージは随分と大きかったんですね。酉谷小屋はこじんまりとした小屋で、いつか泊まりたかったところだったので、ちょっと残念。まあ新しくなったときには、一手みたいです。
 さて、酉谷小屋では、水を補給した後、スタートしたものの、練習不足がたたって、大きくペースダウン。長沢背稜は走れるところなのですが、途中で何度も歩きました。
 なんとか4時に、さわらびの湯に到着して、汗を流し、ビールを一杯飲んでバスに乗り込みました。バスではずっと寝ていたのですが、車が揺れるたびに頭がぶつかって、頭が痛くなってしまいました。