ボディバランス測定会

 
http://jog.livedoor.biz/
↑リアルスポーツ野村さんのブログ


リアルスポーツの野村さんによるボディバランス測定会に行ってきました。
まずは、足の方と重心を調べるための台に乗ります。CCDカメラと赤外線カメラで、脚の形と体重のかかっている部分を調べ、結果がパソコン上に現れます。


結果は、ほぼバランスは均等だが、左は踵への加重が大きく、右足は踵より拇指球への加重が大きくなっていました。


具体的には、右足でがんばって進んでいるけど、左足がブレーキになっているというもの。その分左の腰の負担が大きくなっているそうです。さらに腰に負担がかかるのは、腹筋が上手く使えていない、上半身(腕ふり)も上手く機能していないということでした。確かにいつも右足から疲労してくるよなあと思いながら、納得の解説に思わずうなってしまいました。左足が軸足なのはわかっていたので、左足の方が筋力が強いと思っていたのですが、それよりも右足だけが頑張っているというのが、実情のようです。さらに右足で着地している時間が長く、外へのねじりが大きいようで、とにかく右足ばかり負担がかかっているそうです。


正しいフォームで走るように意識したほうがいいのでしょうか、という質問に対しても、「意識してはダメです。考えてから行っても体が反応するには遅すぎるから」ということでした。確かにその通りです。無意識にできていない限り、フォームはすぐに崩れてしまいます。


どうしたら治るのか、理想的な走りになるのか、ということで、練習としてラインウォークや腹筋が大切だということでした。さらにリアルスポーツで売っているカーボンシートをシューズに着けて、足の直進性を補助して、足の内側(内転筋)を鍛えることが大切だということがわかりました。


またシューズの紐の結び方を教えてもらいました。結び方に関しては、ほとんどの人が正しいやり方を知らないまま、やたら大きいシューズを履いているということでした。私も紐をちゃんと締めてもらうと、あと2サイズは小さくて大丈夫といわれてしまいました。やはりシューズもその機能を最大限に発揮するには、ジャストフィットのシューズを選ばないとだめみたいです。しかし、そうなると今まで履いてきたシューズはなんだったんだろうと、思うとちょっと気が滅入りました。


シューズのサイズの選び方は、小指が当たるから、サイズを大きくする、ワイドにするという考え方自体が間違っていて、当たらなくようにするために長すぎるシューズ、幅広のシューズを履いてしまうのは、結局脚がシューズの中で遊んでしまうことになり、そのブレによって、シューズのベストパフォーマンスを引き出せないことになってしまいます。


野村さんはシューズは長さではなく、自分に合った幅で履くことが一番重要だと話していました。まず、幅がフィットして、長さもピッタリのものを選ぶこと、幅が広すぎるシューズは論外、自分の足の幅が合ったとき、長さがフィットしないシューズは、自分には合っていないと考えるべきだということでした。


そんなこんなで、1時間の測定会はあっという間に過ぎて、内容を覚えているうちに早速、シューズ屋さんに向かいました。いろいろなシューズを試してみましたが、自分のような幅狭足のシューズは、ほとんどなくて、なかなか苦労しました。また、2サイズは落とせると言われましたが、2サイズ落とすと、つま先が完全にシューズにくっついてしまい、やっぱり1サイズが妥当なところだと思いました。


結局、シューズ屋を数件回って、ちょっと前のターサーIGSが一番、合っているかなという結論に達して1足購入しました。レース用です。とりあえずセールで、安く買えました。


野村さんは、ジョギング用とレース用・スピード練習用はしっかり分けて履くようにも言っているので、それをちゃんと実行するには、ジョギング用のシューズもちゃんと買わないとダメなのか…。予想外の出費が…。うーん困った。しかし、1回指摘されると、ぶかぶかのシューズで走る気にもなかなかなれないしなあ…。予想外だ…。