8月6日 奥武蔵ウルトラマラソン

速報タイム
(自己計測)
7:06:33

lap
05k◆   25:47
10k◆  49:48 ●24:01
15k◆ 1:13:57 ●24:08
20k◆ 1:44:22 ●30:25
25k◆ 2:12:50 ●28:27
30k◆ 2:41:56 ●29:06
35k◆ 3:14:13 ●32:17
40k◆ 3:46:14 ●32:01
45k◆ 4:16:26 ●30:11
50k  計測忘れ
55k◆ 5:13:43 ●57:16
60k◆ 5:41:46 ●28:02
65k◆ 6:11:42 ●29:56
70k◆ 6:41:11 ●29:28
goal◆ 7:06:33 ●25:21


今年で8回目の出場となった奥武蔵ウルトラ。

4月に骨折をしてから、山岳レースは2回ほど出たが、ロードの長い距離ははじめてで、今回の完走で、また完全復帰に少し近づいた感じ。
前日の受付会場は去年同様暑く、今年も暑い大会が予想される。
去年と同じようにメッシュのランニングシャツのすそを折り返してビキニスタイルにして、ランパンも一番短いものを持っていく。
受付後、サッカニーのブースでセール中のシューズを購入。
前日は、最近恒例となった飯能のホテルに仲間と泊まる。
明日かぶるための麦藁帽子を購入。
夕食のカレーを食べ過ぎる。

なんだかんだで、夕食前から飲んでいたので、夕食後テレビを見ようと横になったら、眠くなっていつの間にか寝てしまう。毎度のパターンで当日を迎える。

当日朝、3時半起床だが、睡眠は十分。ちょうどクーラーの風が直撃するところで寝ていたが、心地よかった。

●レース内容

 スタートは、速くもなく、遅くもなく、リラックスしたペースで。特に序盤の上りは無理のないペースで進む。肝心の秘密兵器・麦わら帽子は、風を受けて重い上に、思ったほど日よけになってくれない。10Kほどかぶっていたら、頭も痛くなってきたので、エイドで預かってもらうことに。結局アタマは手ぬぐいだけで走る。序盤から気温がかなり上がっており、最初のエイドから水をアタマからかけてもらって走る。シューズがぬれるのはキライなので、足には極力かからないように背中を直角に曲げてアタマを出し、水をかけてもらう。結局ほとんどのエイドで水をかけてもらったので、体は常に水と汗でぬれている状態で、山の上のほうは結構涼しかったが、下の方ではそれでも暑い一日だった。

 7時間を切った前回は、折り返しまでの前半かなりハイペースで進み、折り返しでいっぱいいっぱいだったので、今回は少し前半は自重して、余裕を持ったペースで進む。エイドでは、スイカ、メロンでエネルギー補給、たまに梅干を食べて、塩分不足にならないようにする。刈場坂峠くらいまで高度を上げると、風も涼しく気持ちよい。トップとはここを過ぎたあたりで遭遇。2位との差はかなりあったが、最後は随分追い上げられたみたい。最初に参加した頃は、トップの選手でも、挨拶を交わしたものだが、最近はそんな雰囲気もなくなってしまったのがちょっと寂しい。

 折り返し地点では、4時間10分を過ぎており、今年の7時間切りはちょっと難しいとわかる。しかし、まだまだ体は動く状態だったので、折り返しでもほとんど休まずに出発する。見つけた仲間とはハイタッチで挨拶しながら、復路を下り、たまに上る。このたまの上りが苦しい。往路は何でもなかったのだが、復路では上りで頑張ると気持ちが悪くなってくる。悪くなる寸前くらいのスピードでなんとか走り続ける。復路の大野峠で、そうめんを一口、果物と梅干以外の食べ物をはじめて口にする。苦しい、食べたくない。やっぱり果物での補給がいいみたいだ。

 大野峠からは徐々に高度を落としていくのだが、気温も高くなっていくのを体感する。見晴台エイドでは、地元のKさんとGさんからビールをいただく。ぐっと飲んだら頭がゆらゆらしたが、すぐにエネルギーになってくれた。あとは1キロの上りが2回あるだけだよという言葉をかけてもらい、元気も出た。この下はもう平地並みの暑さ。顔振峠を下ると足がつって苦しんでいるミチヒロさんに追いつく。それでも上りではミチヒロさんの方が速かったけど…。長い上りの一回目は阿寺を過ぎてから。前を行くミチヒロさんを目標にして、なんとか頑張るが頑張りすぎると気持ち悪くなるので無理せず。下りでは逆にミチヒロさんを先導して下る。最後のユガテの長い上りで、去年は歩いてしまったが、今年はなんとか走りきる。もしかしたら、歩いたほうが速かったくらいの遅さだったけど。北向地蔵を過ぎるともう早くゴールしたい気持ちで、エイドにいる時間も短くなる。最後のエイドを過ぎた後は、それなりに元気も出て、何とかゴール。今年も怪我もなく完走できた。数十秒後にミチヒロさんもゴール。最後の10キロは二人でいろいろ話しながらも、奥武蔵の試走の時と同じような状態で二人で少しはタイムアップできたかも。

 今年は参加者もぐっと増えて、チームでの競争もあったので、レベルも随分上がった大会だった。ウルトラの人口も増えてよいことだと思うが、それでも8年前に参加した時のようなほとんど全員が折り返しで挨拶し合うようなアットホームな雰囲気がなくなってしまったのは、ちょっと悲しくもある。800人もいると挨拶するだけでも大変だし…。個人的にはあんまりマンモス大会にはしてほしくないとも思っていたりして…。

それでもウルトラマラソンの中では、私のおすすめナンバーワン大会です!


使用シューズ:adidas adizeroCS (ちょっとサイズがデカかったので、インソール下に3ミリのコルクシートを入れる)