4月13日秩父巡礼30番から34番まで

小虫さんプレゼンツのこの企画。
http://d.hatena.ne.jp/com_chang/20080412/p1#seemore

日曜日の後半編に参加してきました。

鉄人&クニリンにはるさん、小虫さんとなかなか兵ぞろいで、土曜日に30K走っていた私は、ちょっと足が重かったです。

この日、朝早く家を出ると小雨。大丈夫かと思われましたが、スタート地点白久駅は曇りで、結局最後まで天気がもってくれました。

しかし、寒い一日でした。ウインドブレーカーを着ると暑いけど、脱ぐとちょっと寒い。休憩すると寒すぎる。

気温も10度切ってたんじゃないでしょうか。息が白かったです。

秩父巡礼後半の5寺は、多くが山の中にあって、巡礼道も川を渡ったり、山を超えたりとなかなか楽しいコースでした。

巡礼道では、地元の人が挨拶してくれるのもいい雰囲気ですね。総開帳でなくても、もう一回行ってみたいコースでした。

この日通った小鹿野町は、昔の雰囲気が残る町並みが特徴的で、昭和に戻ってきた感覚でした。鉄道がなかった昔は、江戸と甲斐国を結ぶ要衝の地として栄えたのでしょうが、いまでは、鉄道も通らない町として取り残された感じです。町も両神村と合併してなんとか1万人ちょっとみたいです。むかし、両神山登山から帰るときに両神村駐在のおまわりさんが、登山口から小鹿野町役場のバス停まで送ってくれたことがあったのですが、両神村では「駐在は一人しかいないよ」と言っていたのが記憶に残っています。

すでに、秩父巡礼は1400年代の記録に残っているそうですが、昔のほうが町も栄えていたんでしょうね。昔の秩父地方がどんなものだったか想像しながら、走りました。

このあたりは、明治時代には、秩父事件が起こり、自由民権運動の地としても有名です。やはり町役場に記念の碑が建っていました。

本日のゴールで巡礼最後でもある34番水潜寺手前で、山道に入り、札立峠を越え、最後の山道を気持ちよく降りて水潜寺に到着。

近くの満願の湯でしっかりと温まりました。ここの休憩所には、昔の削れていない武甲山の絵も飾ってあったのが印象的でした。