[trail]1月20日 さわらびの湯 リニューアル記念 奥武蔵 山ラン


正丸駅→旧正丸峠→正丸峠→伊豆が岳→山伏峠→武川岳→妻坂峠→大持山分岐→鳥首峠→橋小屋の頭→蕨山→さわらびの湯
所要時間:5時間10分


実は奥武蔵、先週も来ていて、2週連続。しかし先週は、前日のLSDとその後のマスターズクラスのスイミング教室に出て、完全に足がつってしまい、ほとんど歩きの状態になってしまった。今回は18日にリニューアルオープンしたさらわびの湯をゴールにして、上記のコースを設定する。


朝8時前に正丸駅に到着。寒いので、着込んできたものを脱ぎたくないのだが、気合を入れて脱ぐ。ランニング用の長袖の上に半袖シャツ。さらにアームウォーマーをつけている。頭は手ぬぐいで耳を隠し、下は、薄手のジャージでスタートする。


スタートからいきなり道路を1km程上がると、寒さはすぐに感じなくなる。今日は伊豆が岳に直登せず、旧正丸峠から迂回して頂上に向かう。去年走った奥武蔵トレイルランのコースである。体重オーバーのため、先週ほどではないが足が重い。ペースが上がらない自分に不満は残るが仕方ない。寒くならない程度のペースを保つ。伊豆が岳山頂はさすが朝早いせいか誰もいない。山頂を独り占めして一息つく。暑いのでアームウォーマーはここではずした。


山伏峠まで下りて、すぐ切り返して武川への登り。上りから平地へのつなぎでも全然走れず。足の疲労が残っていたせいもあるが、今の実力は随分ひどいものだ。山頂付近で少しだけ、雪が残っている。それにしても雪はまったくないような状態で、冬というより秋のランニングである。武川山頂で、カーボショッツ(コーラ)を補給。いつもは不味く感じるのだが、冷たくて少し美味しく感じられた。ここから妻坂峠まで下りて、今日3度目の登りに入る。このあたりになってくると、標高は前の2岳と較べてもあまり変わりはないのだが、若干ながら雪が残っている。このあたりですでに疲れてくるが、なんとか大持山分岐まで上る。ここでグリコーゲンリキッドを補給。ここまでは、雪の上にトレースもあり、登山者にも数人会ったが、鳥首峠までは、薄い雪の上にはトレースなし、いや正確にいうと狸のトレースはあった。しかし雪が降ったのが3,4日前で、それから誰もまだ通ってないと思うと少しわくわくする。


鳥首峠からは、名郷から上ってくるか下りていく人のトレースが出てきて、登山者も数人いた。しかし、ここから橋小屋の頭までが長く感じられた。何箇所か頭を通過してやっと到着。蕨山へ向かう。蕨山の頂上は河又や名郷から上ってくる登山の人達が数人休んでいた。若干曇りがちではあったが、大岳山あたりの奥多摩山系をしっかり見ることができた。ここからは下りなので、気が楽である。土が溶け始めて泥がシューズにくっつくのが気に障ったが、あとは足元に注意して下る。13時ちょっと過ぎにさらわびの湯のバス停の脇に出て、本日の山ラン終了。まだまだ鍛錬不足を感じた一日だった。


そして、今日のメインイベントはリニューアルしたさわらびの湯入浴である。半年近く休業していたので、ものすごく期待が高まる。リニューアルして最初の週末なので駐車場の車も多い。


ユーザーとして期待していた点は、


1.食堂の設置。今まで食べ物はお弁当が少しと自動販売機のカップラーメンしかなかった。
2.露天ジャグジーの浴槽拡大。露天のジャグジーは小さくて二人くらいしか入れなかった。とにかく公共浴場で使うような代物ではなかった。


以上2点である。


そして実際入ってみると…。


浴室の檜が張り替えられて、檜の香りがとてもよい。


さて、露天のジャグジーは…。何も変わってなかった。


人が多いこともあって、4人くらいの人達が下半身だけ入れて、ぎゅうぎゅうに入っている。


なんだ、つまらん。


入浴後、きっと食べ物は何か充実しているに違いないと思って、休憩室に行くが…、何も変わってない。
人が多くて、休む場所がない。


なんだよ、浴室の檜張替えだけに半年近くも休んでたの???


まったくお上のやることは、ユーザーとはかけ離れたものですな。
まったく裏切られたというか、予想通りというか…。


仕方なく、カップラーメンと持ってきたおにぎりで腹ごしらえ。
ストレッチをした後、バスと電車を乗り継いで帰宅する。


リニューアルというより、単なる再開といってほしかったですね。